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元刑事が書くデジモノブログ

警察歴7年の元刑事が、警察体験談からデジモノレビューまでやってます!

警察体験談 職場実習生編④「交番の一日(後編)」

【前回のあらすじ】

交番勤務が始まり、まず事故現場と万引き現場を経験したmassan。

次第に日は暮れてきて、夜の部が始まる…

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出前を注文する

夕方の帰宅ラッシュが過ぎると少し落ち着くので、このスキに夕食を注文します。

夜の分の弁当も持参できれば節約できるのですが、以前の記事にも書いたように警察官の荷物はとても多いです。

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なので、夜はだいたいの人が交番の近所にある飲食店に出前を注文します。

 

メニューは中華から焼肉弁当まで色々あります。

長年交番の出前を受けている店が多いので、注文から到着まで迅速です。

 

色んなメニューがありますが、ひとつだけ要注意なメニューがあります。

ラーメンです。

 

ラーメンの場合、食べている最中に事案が入ると、帰ってきた際すさまじいことになってます。

実際に見た光景だと、ラーメンを食べている最中に事故の現場が入ってきた人がいて、帰った頃にはカセットテープみたいにビロンビロンの増し増しになっていました。

 

例え夕食を食べていようと事案は入ってくるので、帰ってからレンジでチンすればまた食べれるメニューを選ぶ人が多いです。

 

 

夜の歓楽街を警らする

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腹ごしらえが終わると、夜の警らが始まります。

昼の警らは一人で出ることもありますが、夜は基本的に二人一組でないといけません。

危ない現場が増えてくるからです。

 

シーズンや曜日にもよりますが、日が暮れて暗くなってくると、暴行・傷害・人身事故・ひき逃げなど、荒れた現場の事案が増えてきます。

 

飲屋街に近い交番だと、夜の10時〜12時くらいはケンカのラッシュでした。

これが1対1のケンカならまだ止めやすいのですが、ひどい時は10対10くらいの大規模なケンカもあったりするので、夜は魔の時間帯でした。

 

一回だけ1対7のケンカという現場がありました。

この現場で驚いたのは、優性だったのが7人の側でなく、1人の側だったことです。

その1人というのは、現役バリバリの自衛隊員の人でした。

やっぱり普段から鍛えている人は強いです…

 

 

深夜の住宅街やスーパーの駐車場などをパトロール

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パトロールは、まんべんなく回るに越したことは無いですが、いかんせん人手も時間も足りません。

したがって、犯罪の起こりそうな場所を重点的に見ることになります。

 

私の管内では、深夜の警らになると住宅街や公園、駐車場を回ることが多かったです。

これらの場所を回るのには、理由があります。

 

【住宅街を回る理由】

深夜の住宅街には、招かれざる人間も出入りすることがあります。ドロボーです。

ドロボーにも色んな癖がありますが、寝静まった家にこっそり忍び込み、金品を盗むという手口のドロボーもいます。

こういった手口は「居空き」「忍び込み」などといいます。

 

セコムの公式ブログに、詳しく書いてありました。ご参考に。

www.secom.co.jp

 

深夜はこれらのドロボーが動く時間帯なので、深夜の住宅街をチェックしていました。

 

【公園を回る理由】

浮浪者や家出人(いえでにん)といった「帰る家が無い」または「わけあって家に帰れない」人たちは、深夜になると公園に集まってきます。 

人によって事情はさまざまですが、主にこういった人たちが集まります。

  • 事情があって住む家を失った人

  • 訳あって故郷から遠く離れた地にやってきた人

  • 全国をヒッチハイクなどで点々と旅している人

 この中には、移動のために自転車を盗んだ人や、生活のために神社の賽銭を盗んだ人など、窃盗に関わっている人もいるので要注意です。

 

【駐車場を回る理由】 

深夜の広い駐車場などは、 職質対象者がたくさんいます。

閉店したスーパーの駐車場の一角に、店の従業員でもないのにエンジンをかけたまま停まっている車などが、それに当たります。

 

こうした車の9割がたは、デートの最中のカップルや、深夜の仕事の前に少し休憩している人など、一般の人になります。 

しかし職質を重ねていると、ときどき明らかに怪しい人もいます。

以下は、自分が経験したものです。

  • 職人でもないのにドライバーやドリルなどの道具を持っている人

  • 調理の仕事をしているわけでもないのに、包丁などの刃物を車に積んでいる人

  • どこかから盗んできたようなものばかり車に積んでいる人

  • トランクの中に大量のナンバープレートを積んでいる人

このような人に当たったら、徹底的に調べなければなりません。

場合によっては、そのまま警察署に任意同行し、事情を聞くこともあります。 

 

 

交番に戻り仮眠

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深夜の警らが終わると、一度交番に戻り仮眠します。

午前2時〜午前6時くらいまでが仮眠時間になります。

 

しかし何か起こると、仮眠時間だろうが容赦なく電話で叩き起こされます。 

緊急配備が発令されたりすると、仮眠時間も全てつぶれ、24時間ぶっ続けで起きる場合もあります。

 

緊急配備とは、重要な犯罪が起きたり、指名手配されている犯人が管内に入ってきたりした場合、主要な交差点などで対象が通過しないかチェックしたり検問することです。

 

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ゲームに例えるのも変な話ですが、グランドセフトオートというゲームで警察レベル3〜4の状態が、緊急配備に近いです。

検問があったり、場合によってはヘリが飛んだりします。

 

夜が明けて、朝の交通監視

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仮眠が終わると、朝の交通監視につきます。

 

私の交番の近くには、片側2車線の幹線道路がありました。

この交差点の2箇所に警察官が立ち、横断歩道を渡る人を誘導します。

  

この交通監視は、地味に重要な仕事です。

実際に交差点に立つと分かるのですが、意外に安全を確認せずに横断歩道に突っ込む自転車や、歩行者を確認せずにカーブを曲がる自動車が多いのに気づきます。

一歩間違えば事故になりそうなシーンをけっこう目にします。

 

交通監視をしていると、小学生が挨拶をしてくることがあります。

まだ警察の仕事を全然覚えていないペーペーでも、小学生から見れば立派な警察官なんだよなぁと実感します。

 

次の勤務員と交代

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交通監視が終わると荷物を整理し、次の勤務員と交代します。

次の勤務員に、自分の勤務中に起きた事案などの引き継ぎ事項を伝えます。

長引きそうな案件や、交番で預かっている落し物や自転車のことなど、引き継ぎする事項は様々です。

きちんと引き継ぎしてないと、次の日の勤務員が困ってしまうようなことは多いので、できるだけ具体的に伝えるべきことは伝えておきます。

 

引き継ぎしたあと、警察署に上がります。

勤務日誌や事件事故の関係書類を提出して、ようやく勤務終了です。

しかし警察署に上がってからすぐに帰れるとは限りません。

提出する書類が複雑だったりすると、警察署を出るのがお昼頃になることもあります。

 

おわりに 

前回に続き交番での一日を記事にしてみました。

実際にはもっと細かい動きもあるのですが、だいたいのイメージは伝えられたかな、と思います。

 

交番勤務については機会があれば警察コラムなどで追記していきます。

次回は「刑事実習編」をお送りしようと思います。

 

今回も長文お付き合いありがとうございましたm(_ _)m

 

独自ドメインを取得しました。

massanです。

今回は、独自ドメインの取得をした話です。

 

「独自ドメインってなんじゃい?」

という方もいらっしゃると思うので、取得方法も含めて独自ドメインの話をしていきたいと思います。 

 

 

 

独自ドメインとは?

はてなブログやFC2ブログなど、フリーのSNSサイトで作成するブログには、その運営会社のドメイン(hatena.ne.jpなど)がくっついてきます。 

この会社ドメインを、世界でひとつだけの、自分のサイト専用のドメインに付け替えることができます。

これが、独自ドメインです。

 

独自ドメインを取得するまでは「はてなブログ」というサイトさんを100%間借りして、ブログを書いている状態です。 

この状態では様々な制約を受けます。

ざっくりと書くと、次の2種類です。 

  • URLにはてなブログのドメインが付くので、自分の思い通りにサイトを使い倒せない。(HTML、CSSの制限やサイト登録の制限)
  • はてなブログが運営を終了した際に、ブログも一緒に消滅する。

 

独自ドメインを取得する理由とは?

ただ日記を書き留めるだけのブログとして使うなら、独自ドメインの必要性やメリットはあまりありません。

しかし、たとえばこのブログを

 

・Google検索結果で他のサイトとできるだけ競合させたくない

・はてなブログの制約を減らし、カスタムできる幅を広げたい

・はてなブログの運営が終了したとしても、すぐにブログを引っ越しできるよう下準備をしておきたい。

 

という風に、自分のサイトとしてカスタムをしていくとなると、独自ドメインを取得しないといけません。

 

 

独自ドメイン取得の手続き

「お名前.com」「ムームードメイン」「エックスサーバー」など、

ドメイン取得会社にはいろいろな会社があります。

 

その中でも比較的有名な「ムームードメイン」を使用した例です。

 

 

1.ムームードメインのTOPにある検索欄から、自分が使用したいドメインを入力して検索します。

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2.私の使いたい「motokeizi.com」の場合、使われていないことが分かりましたので、「motokeizi.com」を選びます。

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この画像は、私が契約したあとの検索結果なので、今は「motokeizi.com」を選ぶことはできません。

このとき、契約年数も選びます。

私はとりあえず1年で契約しました。

 

他の方も書いていますが「WHOIS情報」という欄が出てきます。

これは「代理公開」という設定にしておいた方がいいです。

代理公開にしてないと、他の業者や個人からドメインの個人情報を照会されたとき、自分の個人情報がダダ漏れになってしまうからです。

 

 

3.ドメイン代金の支払いをします。

「クレジットカード」「銀行振込」「コンビニ支払い」が選べます。

私はコンビニ支払いを選び、近くのファミリーマートで支払いしました。

代金は、コンビニ決済手数料を含めて916円(税込)でした。

 

 

4.はてなブログをProにアップグレードします。

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はてなブログのサーバーを使用したまま独自ドメインに移行する場合、はてなブログProにアップグレードしなければなりません。

私は1年契約を選びました。

 

 

5.はてなブログの「設定」で用意した独自ドメインを入力します。

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取得したドメインをはてなブログの「設定」→「詳細設定」の中にある「独自ドメイン」の欄に入力します。

ただし、入力してもすぐに反映されるわけではないです。

私はこの操作をしてから、実際にブログのURLが反映されるまで、2時間ほど待ちました。

移行準備が必要みたいですので、ここは気長にお待ちください。

 

 

6.私のブログのURLが、晴れて独自ドメインに変わりました。

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まとめ

ブログを継続的に続ける目処がある方は、

・他のブログとできるだけ競合させたくない。

・ブログを個人サイトとして使えるための下準備

なども考えてくると思います。

 

そのためにも独自ドメインの取得は、必要不可欠です。

作業としては、そんなに難しいものではありません。

 

はてなブログをPro化し独自ドメインを取得することで、これまで100%間借りしていたはてなアパートという物件を、 家賃さえ払えば好きな風に改造できる物件に変えられます。

(カスタムできる幅が広がるという意味で)

 

なにはともあれ、自分のサイトとしての愛着は確実にアップするので、サイト運営に興味のある方には、ぜひオススメしたい一手間です。

 

 

警察体験談 職場実習生編③「交番の一日(前編)」

【前回までのあらすじ】

いよいよ交番に繰り出したmassan。

さあ、交番での一日が始まるぞ!

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交番に到着して最初にすることは…

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パトカーで交番に出勤します。

玄関をくぐると、大きなカウンターが目の前に広がります。

 

カウンターの上には、いろんな防犯パンフレットや広報誌が並んでおり、隅には一人の老人が座っています。

 

この老人は、どの交番にも配備されていると思いますが、「交番相談員」さんと呼ばれる方です。

 

「交番相談員」さんは、警察を定年退職したOBの方がほとんどです。

事故や事件には対応できませんが、道案内や落し物の受付などの対応をしてもらえます。

 

 

私は、指導員であるサワムラ部長の後に着いて、交番の奥に入っていきます。

 

サワムラ部長は荷物を置くなり、突然大声で

「オイ、massan!!」

と私を呼びました。

 

私は突然の出来事にビクッと身をふるわせます。

 

サワムラ部長はこう言います。

「お前、交番相談員さんに挨拶は済んだんか!?」

 

そういえば、サワムラ部長に着いて行く一心で、まだ相談員さんに挨拶をしていませんでした…

 

慌てて相談員さんに、自己紹介と挨拶を済ませます。

相談員さんは笑顔で

「ええよええよ、これから頑張ってな」

と返してくれました。

 

しょっぱなから怒られてしまいましたが、若手のうちは目上の人への挨拶と、コーヒーを入れることは大切な仕事になります。

 

特に警察では「上司にコーヒーを入れる」という動きは、大変重要視されます。

 

なぜかは分かりませんが、一説によると

「上司にコーヒーを入れるタイミングを気遣うことで、他人の気持ちや行動を判断・分析できるようになる」

とも言われています。(ウチの県だけの話だったらごめんなさい)

 

 

勤務日誌を作る

それが終わると、勤務日誌というものを印刷します。

勤務日誌は、 エクセルのマス目みたいなのがA4用紙の左側に縦長で書いてあります。

このマス目の横に、9:00、10:00、…と時間が書いてあります。

 

マス目の中に、自分が行動した時間分だけ棒を引き、その横に「警ら」「立番」など、なにをしたかを書くようになっています。

 

平成19年当時は、まだ手書きで書いていましたが、あれから10年経った今は、どうなってるんでしょう?

やはりパソコンで日誌を書くようになったのでしょうか。

 

ご存知の方がいらっしゃったら、ぜひ教えてください。

 

 

私の指導員さんは元マル暴刑事でした

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現場に出て、どんな指導員さんに着くかは完全にランダムです。

それぞれの指導員さんが、それぞれの経験をしてきています。

なので、実習生への教え方も、人それぞれです。

 

私が着くことになったサワムラ部長は、元刑事の方でした。

歳は55歳くらいだったと思います。

 

20数年間ずっと刑事畑で活躍してきた方で、専門は「組織犯罪対策係」

いわゆる「マル暴」刑事です。

 

2年ほど前に、刑事部門の上層幹部と対立したことがきっかけとなり、サワムラ部長は刑事部門を退くことになります。 

 

今は交番の一員ですが、ブルーの制服を着ていても、さすがは元マル暴刑事。

金のロレックス、真っ黒な数珠、金縁の老眼鏡などを身につけ、センスが完全にヤーさんのセンスでした。

 

私物のネクタイも、金と黒のバクテリアがウネウネしたような、普通の人は決して選ばない柄でした。

 

真っ黒な肌引き締まった筋肉

オラオラ系の喋り方で、おまけに声もデカイです。

  

暴力団事務所の前を通ると、サワムラ部長に挨拶する構成員も多く、マル暴刑事として相当有名だった人でした。

 

私がゆくゆく刑事の道を目指すことになったのは、この人の影響が強かったです。

 

 

警ら(パトロール)に出る

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早速ですが、午前中の警らに出ます。

私はまだパトカーの運転が許されないので、サワムラ部長が運転します。 

 

向かってくる車の運転手が、携帯電話で電話しながら運転していました。

サワムラ部長はすぐさま「お前、今気づいてたか?」と声をかけてきます。

 

そのときの私は全く気づいておらず「え?なにがですか?」と返します。

直後罵声が飛びます。

 

「今の運転手、携帯電話で電話しとっただろうが!お前おまわりなら、シャンと前向いて見とかんかい!!」

 

そう言って赤色灯をつけ急旋回し、違反者を追いかけていきます。

 

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ほかにも、サワムラ部長は怪しい人を見かけると、即職質モードに切り替わるので、このモードを察知すると

「いつでもパトカーを降りれる心の準備」をしておかなければなりませんでした。

 

 

初めての交通事故現場

無線で事故の入電を受ける

警察は独自回線の無線を使用しています。

この無線からは、事故や事件の110番通報が、随時流れるようになっています。

 

 サワムラ部長と警らに出ていると、無線から交通事故の110番が流れてきました。

 

「現在110番入電中。◯◯地内にて、物損事故の入電。軽乗用車と普通車の接触事故。場所、◯◯市◯◯町…」

 

こんな感じで、本部の指令課から通報の内容が流れてきます。

 

本部から所轄署へ指令があり、さらに所轄署から各無線車両(パトカー)に指令がいくシステムになっています。

 

「”西部”から”西部127”」

 

これは「西部警察署」から「西部署の127という無線機」を呼んだという意味です。

 

”西部127”は、私が身につけている無線機でした。

 

最初私は無線で呼ばれているのに気がつかずボーッとしていましたが、サワムラ部長からすぐに怒られます。

 

「オイ、127って呼ばれとるだろうが!!応答せんか!!」

 

私はハッと気づき、無線に応答します。

が、なにをしゃべればいいのか分からないので、サワムラ部長に教えられるがままに答えるので精一杯でした。

 

「西部127、事故現場、臨場(りんじょう)します!」

 

 

事故現場で警察官がやること 

初めての事故現場に向かいました。

駐車場の中で、車と車がすれ違いざまに接触した事故でした。

 

双方のドライバーから「運転免許証」と「自賠責保険証」を出してもらい、その内容を「物損メモ」という用紙に書きなぐっていきます。 

 

この「物損メモ」の作成は、ちんたらちんたら書いていると怒られます。

できるだけ早く書かなければなりません。

 

今回のようなケースに限らず、荒れた事故現場だってあります。

けが人が出ている事故の場合、負傷者の救護や、動かなくなった車両の措置などもしなければなりません。 

 

物損メモに限らず、警察の書類づくりは「迅速、丁寧、間違いのない書類づくり」というスタンスが大切です。

 

 

初めての万引き現場

無線で万引きの入電を受ける 

今度は本部からこんな指令が入ります。 

 

「◯◯町地内ミナトモール◯◯店惣菜売場にて、万引き発生。現在被疑者を確保しているとの内容。被害額480円相当。警備室で◯◯という警備員が対応中」

 

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 ミナトモールの惣菜売場で、万引きがあったようです。

 

しかし万引きの犯人は警備員に捕まっており、現在警備室に確保しているというパターンです。

 

このパターンは「通報万引き」と呼ばれていました。

 

ここで、警備員が手慣れた人の場合、確保した犯人の氏名や住所を、警察が来る前に聞いている場合があります。

(これを、人定事項(じんていじこう)の聴取といいます)

 

人定事項が分かれば、できるだけ早く「前科前歴照会」をする必要があります。

 

「前科前歴照会」をする理由は、万引きをした犯人が「出来心でつい万引きをしてしまった人」か「手グセが悪く頻繁に万引きをする人」かを判断するためです。

 

詳しい話はまた後日書きます。 

 

 

軽微な万引きは「微罪処分」という書類で終わる

このときの万引き犯は、今までの人生で一度も犯罪をしたことがない人でした。

歳はかなりの高齢で、80歳代後半の女性だったと思います。

 

盗んだ商品は、惣菜コーナーにあったポテトサラダや佃煮などでした。

値段としては、総額で480円程度の、本当に軽微な万引きです。

 

女性はうつむいたまま「すみません、すみません」と繰り返していました。

 

女性の所持金を見せてもらったところ、財布には2000円ほど入っていました。

 

お金を持っていたので、盗んだ商品の代金を、その場で店の人に払ってもらいます。

そして、店の人から承諾をもらえたので、2枚の用紙だけで終わる「微罪処分」手続きをします。

 

「微罪処分」の用紙には、テンプレートが書かれています。

 

こんなテンプレ内容です。

  • 犯人の欄には「もう二度とこのような犯罪はしません」という署名欄
  • 店の人の欄には「程度も軽いので、今回は微罪処分で許します」という署名欄
  • 犯人の保護者の欄には「今後本人がこういった犯罪をしないよう、見届けていきます」という署名欄

ちょっとざっくりではありますが、こういった内容になります。 

 

出来心で万引きなどをしてしまった人で、なおかつ本人も深く反省している場合には、こうした手続きで万引きの処理を終わらせる場合もあります。

 

 

実はとても多い、高齢者による万引き

お年寄りによる万引きのケースは、とても多いです。

今まで一度も犯罪に手を染めたこともなく、若い頃は一生懸命働いていた人がほとんどでした。

 

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決して払えない額でもありません。

お金が無いわけでもありません。

しかし、なぜか盗んでしまうのです。

 

個人的な考えが入りますが、私が経験したこの手のパターンでは、

長い間付き添っていた旦那さんや奥さんに、先立たれてしまった人が多かったように思います。

 

話し相手も周りにおらず、残りの人生のことを考えて、悲観的になっている人も多かったです。

 

この手の事案に臨場すると、なんとも言えない気持ちになりました。

 

 

交番の一日はまだまだ続きます…

前編はここまでにします。

だいぶ端折って書いたつもりが、4000字オーバーになってしまいました(汗)

 

交番勤務は、24時間の間にさまざまな事案が起こります。

その全てを書くことはできませんが、できる限りリアルな内容の体験記を書いていきたいと思います。

 

そんなわけで、次回もよろしくお願いしますm(_ _)m 

 

ブラック企業体験談「Sコンサルタントとの闘い①」

こんにちは、massanです。

新シリーズ「ブラック企業体験談」です。 

 

これは、警察を辞めてからずっと後の話になります。

そして、現在も続いているお話です。

 

それでは、参りましょう。

 

 

ブラック企業に勤める前 

 

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警察を辞めたあと、私はしがない本屋のバイトでした。

このとき、歳は29歳。 

30歳を目前に控えたアラサー男子でした。

 

 

この職場は人間環境もそこそこ良く、自分の受け持ち棚が持てるくらいの仕事もできるようになっていました。

 

「将来的に社員に登用してもらえるかも」という話もありましたが、そうは言っても地方の片田舎にある書店で、言ってみれば中小企業です。

 

そのため、無駄な経費や人件費をできるだけ安く済ませる方針が強く、長年勤めていても、なかなか社員にしてもらえないのが現実です。

 

店売部門の従業員は、8〜9割がパートやアルバイトで運営されています。

フランチャイズの飲食店に近い状態です。

 

いつになれば社員になれるのか。確たるものは何もありません。

 

そこで私は、惜しみながらもこの書店を卒業し、新たに正社員の仕事を探すことにしました。

 

結婚の話を進めるためにも、正社員の職に就いた方が、先方の両親にも安心してもらえると思いましたので。

 

2年近くお世話になった書店を後に、就職活動を始めます。

 

この時、年齢は31歳

残された猶予は、そんなに多くはありません。

 

 

再就職に向けて経歴を振り返る 

就職先を探し始めたものの、警察を7年も勤めた私には、民間企業の仕事に活かせるものが

何一つ身についていないことに気がつきました

 

警察官の方なら、一度は言われたことがあると思いますが、

「警察を辞めても、なんのつぶしも効かない」

のです。

 

そこで、警察よりももっと前の経歴も掘り返してみることにしました。

 

すると、大学で4年間学んだ建設工学のおかげで「技術士補」と「測量士補」という、とりあえずなにかの役には立つであろう資格を持っていることに気がつきました。

 

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この資格が使える仕事に絞り、就職活動をすることになります。

  

何社か面接を受けましたが、その中でも一番最初に採用の返事をもらえたのは、今所属している「Sコンサルタント」です。

  

Sコンサルタントは、土木関連の測量や設計、補償、環境調査を受け持つ、建設コンサルタント会社です。

 

職業安定所の求人情報にも載っており、ホームページや転職サイトにも、積極的な採用情報が載っていました。

 

当時の私は、これらの求人情報に何の疑いも持たず、ただただ正社員としての働き口を求めていました。

 

今考えると、このときは焦りすぎたなぁと、深く反省しています。

 

 

 

Sコンサルタントの面接を受ける 

 

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社長は2代目(会長の息子)で、歳は40代前半の、まだ若い方でした。

 

ちょっと暗い感じの印象で、話すときも鼻の下に指をあてがい、うつむきざまにぼそぼそと話すタイプです。

 

正直「この人が社長で、この会社は大丈夫なのか」と思いましたが、建設業界のことを全く知らない人間なので、あまり深く考えませんでした。

(結論から言うと、全然大丈夫じゃなかったんですがね)

 

 

社長から、面接でこう言われます。

 

「測量の資格を持ってるけど、設計職として働いてほしい。どうだろう?」

 

私もどちらかというと設計の方が魅力的だったので、「それで大丈夫です」と答えました。

 

その後すぐに採用の連絡があり、翌年度の4月から採用されることになりました。

 

思ったよりトントン拍子に採用が決まり、なんだか肩透かしな気もしましたが、なにはともあれ正社員として採用してもらい、この時は安心したものです。 

 

 

入社式が終わり、ブラックな片鱗を見せ始める 

入社式が終わり、2週間程度オリエンテーションがありました。

 

そのオリエンテーションで、就業規則を確認する時間があったのですが、

ここで早くも、このSコンサルタントのブラックな一面を目にすることになります

 

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就業規則の話をしてくれたのは、この会社の常務でした。

常務といっても、会長の奥さん、つまり社長のお母さんです。(いわゆる一族経営)

 

就業規則を常務とマンツーマンで読んでいくという、少し変わったオリエンテーションでしたが、その中で私が「これはおかしい」と思ったのは、

  • 社用車で事故を起こした場合、修理費の一部を実費で徴収する
  • 休日に講習会や研修に参加した場合、参加費等は会社は負担しない。 

という点です。

順を追ってみていきましょう。

 

 

社用車で事故を起こした場合 

 

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会社には、現場に行くための作業車、営業が使う営業車、その他所用で使う車などがありました。

これらの社用車には、就業規則で変わったルールが定められていました。

 

「社用車で事故を起こした場合、修理費の一部を実費で徴収する」

というルールです。

今まで勤めたどの会社でも、聞いたことのないルールでした。

 

社用車には、それぞれ大口で契約している任意保険がかけられています。

事故は起きないに越したことはないですが、車は飾るものではなく、乗り物です。

動けばもちろん、事故することだってあります。

 

しかしこの会社では、ちょっと考え方が斜め上にいってまして、

「事故を減らすためにも、事故した場合の修理費を実費でもらう制度にしよう」

と考えたみたいです。

 

まぁそれも建前でしかなく、実際は

「事故が起きたら保険料が高くなるから、会社の負担を従業員に見てもらおう」

という考えが念頭にあるようでした。

 

「一事故につき修理費の半分くらいは見てもらいたい」 とも言っていました。

 

 

休日に講習会や研修に参加した場合、参加費等を会社は負担しない

 

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これもかなりおかしいルールでした。

 

建設業はちょっと特殊な世界で、講習会や研修に参加することで「CPD」というポイントがもらえる制度になっています。

 

この「CPD」を貯めることで、他の資格を受験する際に有利な制度を使ったり、保有している資格の更新に使ったりすることができます。

 

資格を使った仕事をするには「CPD」が不可欠なのです。

 

 

また、資格試験を受ける前に絶対受けておかなければならない「受験者強制参加の講習会」もあります。

 

これらの講習会は、だいたい土曜や日曜に開催されることが多いです。

また資格によりますが、東京や大阪などの大都市圏でしか開催されない講習会も多々あります。

 

日曜日といえども、会社の業務に関係したことで参加するのですから、なんらかの給料が発生してもおかしくないとは思うところです。

 

しかしSコンサルタントの言い分は、こうです。

 

会社が休みの日に講習会に参加するのは、自分の意思で参加する自主参加なので、給料は一切発生しない

自主参加なので、もちろん交通費も負担しない

自主参加なので、当然ながら参加費用も負担しない

 

これはさすがにおかしいと思いました。

 

一回の講習会に参加する参加費が、10000円くらいだとします。(もっと参加費がかかる講習会も多いです)

それに加え、交通費が都市圏まで新幹線で30000円くらいかかります。

 

少なく見積もっても、休みに自腹を40000円以上も切って、講習を受けに行くことになります。

 

皆さんは、これをどう思いますか?

 

私は、なんで会社のためにここまで自腹を切る必要があるのかと思います。

 

ついでに言うと、資格試験合格後の登録費用など(だいたい10000円〜)も、自分で全て払わなければなりません。

 

会社の言い分は「自分が好きで取る資格だから、自腹を切れば?」です。

 

あまりにもドケチすぎます。

 

この就業規則の説明を受けた時点で、私のモチベーションはかなり下がってしまいました。

 

「あー、会社選び間違っちゃったかな〜…」と考えるようになります。

  

このあと他の社員とも交流していくのですが、みんな心がやさぐれていました。

 

その話は、次回に続きます…

  

読者数が増えないのはなぜだの巻

こんにちは、massanです。

 

今回も警察体験記ではなく、日記になります。

警察体験記を楽しみにしている方には申し訳ありません。

 

病院にはWiFi環境がないので、パソコンを使って執筆できないのが痛いです。

 

そんなわけで今日も日記や雑談的な内容です。 

 

 

 

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今日は、

なぜ当ブログの読者数は増えないのか?

について、自分なりに考えてみようと思います。

 

 

PV数は増えたのだが…

昨日の記事にも少し書いていますが、

3月に本格的な投稿を始め、4月で2ヶ月目になります。

今月のPV数は、現時点で1981PVです。

暫定2000PVまで到達しそうです。

 

これは予想以上に伸びてきたと思います。

一ヶ月目は、一日一桁のPV数が続いておりました。

しかし、警察体験記を投稿し始めた頃から、PV数がめきめきと伸び始めたのです。

 

ところがどっこい、PV数とは裏腹に、はてなブログの読者数はいまだに0人です。 

なぜなのでしょうか。

 

 

 

【原因として考えられること】

原因①「単純に記事がつまらない、なにを言いたいのかよくわからない」

 

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まず最初に考えられる原因です。

 

「ググったらこのブログが出てきて、飛んでみたもののつまらん。」

というパターンです。

 

しかし、記事が少ないうちは「直帰率」(いわゆる、そのページだけ見てバイバイした比率)も高かったですが、

ここ最近の直帰率は20〜40%で推移しており、

読み物としてはわりと読んでいただけてるのかな、という印象です。

つまらないなりにも、読める内容にはなってきてるのかもしれません。

 

 

原因②「知名度、認知度がまだまだ足りない」

 

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これは自分としてもまだまだこれからの課題だと思います。 

大手のブログになろうとか、

ブログだけでメシを食っていこうなどとはさっぱり思っていないので、

かなーり投稿ペースがゆっくりになっています。

 

記事数としても、まだ44件しか書いていないので、

「最低でも100件は書きなさい」

という私が参考にしたサイトのアドバイスを信じて、

記事づくりに励んでいこうと思います。

 

 

原因③「実はこのブログを見ているほとんどのアクセスがスパム的なアレ」

 

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ここからだんだん被害妄想みたいなのが入ってきます。

 

以前リファラースパムの話を投稿したのを覚えているでしょうか。

海外から無作為にアクセスされて、スパムサイトに誘導されるって話をした回です。

 

あの記事の一件から、やっぱりそういうアクセスの可能性というのも考えるようになってしまいました。

 

しかし、対策を取ったあとは日本からのアクセスしか無くなった(というか、海外のアクセスをノーカウントに設定した)ので、

このPV数は純粋にたくさんの人に見てもらっているものだと、信じたいところです。

 

ロボットじゃありませんように…

 

 

原因④「実はこのアクセスは警察のネット対策班に監視されている数字」 

 

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ここまでくると、筆者は病気なんじゃないかと疑われそうですが、

元刑事ともなると、色々な可能性を考えてしまうもんなんです。

 

つまりは、警視庁とか神奈川県警とか京都府警とか大阪府警あたりの大規模警察にあるネット犯罪に強い部署から、

なんらかのきっかけで当ブログがマークされてしまい、

警察の悪口を言ってないか日々アクセスされ、見張られているのではないかと…

 

はい、完全に被害妄想です。

 

そういやハルオさんも、前にこんな記事書いてましたね〜。

 

この記事だったと思います。

www.keikubi.com

 

 

まぁ警察のネタをブログに書くというのは、そこそこ勇気のいることなので、

筆者としても世間に迷惑のかからないように、マナーを守った上で記事づくりをしていこうとは思っています。

 

ひと昔前のアングラ感満載な2chや、

Twitterでウェーーーイwwしている高校生ではありません。

 

もう33にもなった立派なオッサンによるストーリーですので、

きちんとモラルは守っていこうと思います。

 

まとめ

というわけで、ここまで4つの考えられる原因を上げてみました。

「もはや読者数の話とは無関係じゃねーか!」と言われるかもしれませんが、

なにはともあれ、読者を確保できるよう、

引き続き地道に記事を書いていこうと思っているところであります。

 

みなさま今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m