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元刑事が書くデジモノブログ

警察歴7年の元刑事が、警察体験談からデジモノレビューまでやってます!

警察体験談 受験編②「なんとなく二次試験を受けに行く(前編)」

(4月7日 記事の更新をしました)

 

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前回は一次試験に合格したまでの話でした。

今回は二次試験を受けたときの話を書いていきます。

 

前回の記事は、こちらからどうぞ↓

radmusicdays.hatenablog.com

 

 なお、今回予想以上にボリュームが膨らんできて2000字オーバーしてしまったので、二次試験の記事は「前編」と「後編」の二回に分けます。

  

 

受験編②「なんとなく二次試験を受けに行く(前編)」

警察学校で身体測定・体力測定

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引用:公務員試験の名門 受講生ファーストのEYE|EYE警察官・消防士合格オススメコース紹介

二次試験当日は、最初に警察学校で身体測定と体力測定がありました。

身体測定では、小学校や中学校で年に1回測るのとほぼ同じで

「身長・体重・胸囲・視力・聴力」

などを測定します。

 

それが終わると、今度は体育館で体力測定です。 

小学校の体育館のすみっこにある「ぶら下がり健康法」みたいな棒で懸垂した回数を測定したり(棒の名前は忘れました)、他にもふたり一組になって腹筋の回数や、反復横跳びの回数を測ります。

 

ただ、これらの測定の回数は「平均的な運動能力があるかどうか」をみるものだと思います。

この測定に点数はついていなかったので「懸垂の回数が1位になったからプラス10点」とか、そういう特別な加算はないと思います。

訂正します。岡山県警は体力測定にも点数がついていました。

 

ただし、体力測定の中にシャトルラン50回というのがあるのですが、これは50回やりきれるだけの体力はつけておいた方がいいです。

なぜなら警察学校にいた生徒で、このシャトルラン50回をクリアしていない人はいなかったからです。

 

余談ですが警察学校に入ったら、卒業までにシャトルラン100回以上が必ずクリアできるようビシバシ指導を受けます。

受験する人は普段から少しずつ鍛えておいたほうがいいです。

私も受験前は、ほぼ毎日3〜5kmのランニングをしていました。

 

ペーパーの適性検査を受ける

警察学校で測定が終わったら、今度は警察のマイクロバスで警察本部に移動します。

着いたらまず最初に「クレペリン検査」を受けました。

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内田クレぺリン検査 | トップページ

どんな検査かはググったら山ほど情報が出てくるので、ここでは省略します。

私は書店で売っているクレペリン検査の対策本を一回読みました。

この検査は、いきなり受けると動揺してうまく計算できないので、練習問題があったら、一回は予習しておいた方がいいです。

 

 

それが終わったら今度は性格診断のような「適正検査」というものを受けます。

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竹井機器工業の適性検査ラインナップ YG性格検査10枚セット【送料無料】

100問だったか200問だったか、問題数は覚えていませんが、かなり多いです。

この検査では「性格的に問題がないかどうか」を判断します。

時間が限られており、問題数も多いので、1問あたり7秒ほどでチェックを入れないといけません。 

 

具体的な検査内容は、ページの左側に

「私はいつも、自信にみちあふれている」

というような問題が書いてあり、ページの右側に「はい」「いいえ」「わからない」というチェック欄があって、このどれかにチェックを付けていきます。

 

ところどころひっかけみたいな変な問題があって、たとえば

「いつも誰かに見られている」

なんて書いてあったりするんですが、普通の人だったら「なわけないでしょ」ってなりますよね。

これを「はい」にすると、検査の結果に色々ネガティブなことを書かれてしまいます。

 

「適性検査 就職」というワードでググったら、山ほど情報が出てきますので、一回調べてみてください。

 

この手のクレペリン検査や適正検査の結果を企業や公務員試験はけっこう重視しているので、この検査で異常な数値が出たら、他の試験の点数が良くても落ちることもあるようです。

 

論文試験

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http://www.tipsfound.com/word2013/03202

 

ひとつの課題が出され、原稿用紙3枚以内で「この課題についてあなたの思うことを書きなさい」という試験でした。

傾向はあるかもしれませんが課題は毎年変わるので、自分の中でシミュレーションしておきましょう。

だいたいどこの県警を受けたとしても、そんなにパターンは無いはずです。

「どんな警察官になりたいか」とか「今までで成し遂げたことをひとつ書きなさい」などの課題がよく出ています。

 

東京アカデミーさんのHPに課題例が載っていました。

www.tokyo-ac.jp

 

 

ちなみに私が受けた時に出された課題は「あなたが警察官になったら、どんなことに取り組んでいきたいか?」というものでした。

 

私は警察に対するイメージがパトロールくらいしか無かったので、

「私は免許を取ってから思うことがあります。それは本県は他県よりも交通マナーが悪い車が多いです。私が警察官になったら積極的にパトロールや交通安全運動に取り組み、交通マナーを改善していきたいです。」

というような内容を、色んな言葉や体験談を混ぜながら、原稿用紙2枚半まで書きました。

 

論文試験は、警察官への意欲を文章でアピールすることが大事だと思いがちですが、それよりも大事なことがあります。

それは、「時間内に文章をまとめられるかどうか」ということです。

 

論文の内容は人並みに書けていたらOKだと思います。

 

内容よりも大事なのは「時間内に内容をまとめることができ、それなりの量の文章を仕上げられるかどうか」です

 

文章量を増やすためにも、試験を受けるまでに「世間で話題になっている事件・事故」「受験する県の警察が積極的に進めていること」などを調べて、ネタを作っておいてください。

 

余談になりますが「警官の仕事の、半分は書類書きだ!」と上司が豪語するくらい警察の仕事は物書きをします。

びっくりします。「俺はライターか?」って思うくらい書きます。

書いても書いても終わりません。

そんな仕事です。

 

後編は集団討論(グループディスカッション)と個別面接の話をします

思ったより長くなってしまったので、冒頭に書いたとおり、残りの試験項目については後編でおはなしすることにします。

採用試験の話は警察業務の話ではないので、どうしても「どんな問題が出たか」というようなことしか書けませんが、

こうして書いていくと、私自身も忘れていた昔の記憶が蘇ってくるので、書けば書くほど今後のネタが増えていきそうです。

 

長文お付き合いありがとうございました。

次回もよろしくお願いいたしますm(_ _)m