元刑事が書くデジモノブログ

警察歴7年の元刑事が、警察体験談からデジモノレビューまでやってます!

貧困のハローワークを読んでみました

こんにちは、massanです。

入院している病院の近くにファミリーマートがあり、よく買い出しに行ってます。

そのファミマの雑誌コーナーに気になるタイトルの本がありました。

 

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「貧困のハローワーク」

 

なかなかインパクトのあるタイトルです。

いったいどんな本だろうと思い、買ってみることにしました。

 

 

どんな内容の本なのか

ハローワークという単語がタイトルに入っていますが、ハローワークが舞台の本ではありません。

この本は、17種類の仕事について、次のことが書かれています。

  • どうしてこの業界を選んだのか。
  • この仕事について、不満点はどこか。
  • この仕事をしていて、生活レベルはどうなのか。

全てがインタビュー形式で書かれており、読みやすい書き方になっています。

(一部に本の作者の実体験もあります)

 

この本から学ぶことは何なのか

この本を読み始め、最初のうちは

「大変な仕事があるなぁ」

「ああ、自分もこんなことを言われたなぁ」

などの感想が頭に浮かんできました。

 

また「運が悪く会社が倒産し、仕方なくこの仕事についている」という人もおり、気の毒だなぁとも感じます。

 

ただ、どの章も

  • この仕事は、こんなにブラックである。
  • ブラックではあるが、働くしかない。

というパターンで終わります。

 

たしかに業界の闇は浮き彫りにされますが、それで終わります

なので、この本から学ぶのも「こういう業界がある」で終わってしまいます。 

 

 

正直な感想

本の半ばに差し掛かるころから、自分の中でこんなことを感じるようになりました。

  • 内容によっては、然るべきしてその状況になった人もおり、業界よりその人自身に問題があるような章もある。(その人の言い訳に聞こえてくる)
  • 仕事内容や生活について問題点はしっかり書かれているが、その問題点が書かれて終わりの繰り返しで、読み手のプラスに繋がることは書いてない。
  • マイナスな内容ばかり続くので、読んでいて疲れを覚える。とくに救われた話もないので、読んでいて本当に疲れる。

 

ひたすら同じパターンの内容が繰り返されるので、内容がブレない点では評価できます。

しかし、同じパターンが続くだけに、途中でダレます。

これが「課題となる点」「課題を解決する方法」「業界の展望」など次のステップも書かれていれば、続きが読みたいという気持ちになっていたかもしれません。

 

私には、この「負のオーラのフルコース」みたいな内容はしんどかったです。

 

おわりに

色々書きましたが、この本の内容はほとんどがインタビューした人のストーリーで終わります。

なので、自分につながることがあまり無いかもしれません。

 

強いていうなら、この本を読んで自分につながることと言えば

「こんな人生は避けなければ」

という考え方かもしれません。

 

この本に興味を持ち、読んでみようと思っている方には

「読み物として流して読む」

ことを念頭に持つのが良いと考えます。

 

真剣に読むと、自分まで滅入りそうな負のオーラの詰めあわせですので、余裕のある時に、流して読むことをオススメします。

そして、あくまでも「参考として」読んだ方がいい本です。

 

貧困のハローワーク (彩図社文庫)

貧困のハローワーク (彩図社文庫)