元刑事が書くデジモノブログ

警察歴7年の元刑事が、警察体験談からデジモノレビューまでやってます!

警察の仕事が向いている人

はじめに

f:id:radmusicdays:20170531203850j:plain

今回のタイトルは、警察の仕事が向いている人です。

その記事を書いている私は、警察を辞めた人です。

 

現に警察の仕事を続けている人がこういう記事を書くのが、一番信憑性に高いものになるでしょう。

しかし現職で働いている限りは、SNSでの投稿はなかなかできないと思います。

 

そこで既に退職してはいるのですが、自分の周りにいた職員の方を通じて感じたことを、今回の記事にしたいと思います。

ただし、ここで書いているのはあくまで個人的な考えや体験に基づくものなので、全ての警察がこうとも限りません。

これから警察官を目指す方は、参考程度にお読みください。

 

警察官の仕事が向いている人

体力に自信がある人

警察官の仕事は、体力がないとできないことが多いです。

24時間勤務もありますし、訓練で登山や救助活動もあります。

捜査では県外への出張や山中の捜索などもあります。

またどこの課に行っても、膨大な書類の処理が待っています。

機動隊などはほぼ毎日訓練で、正に体力勝負です。

どの部門に行っても「体が資本」な仕事が多い職種なので、体力は必要です。

 

体育会系のノリに付いていける人

警察で要求される体育会系のノリとは、高校の部活動に近いレベルです。

もっと具体的に言うと、野球部やサッカー部など上級生と下級生の上下関係がしっかりしている組織に作りが似ています。

顧問の先生や先輩が言ったことは絶対のように、幹部や上司・先輩が言ったことは絶対です。

パシリにされることもあるでしょう。

世間一般では想像できないレベルでネタにされたりバカにされることもあると思います。

仕事ができなかった場合の叱責が、グサッと突き刺さるような言い方の人もいます。

人によってはとことん突き落としてくる人もいるので、このノリに慣れない人だと叱責がきっかけで病気や退職に踏み切ることもあるようです。

 

これらに耐えられる忍耐があるか、逆に重く受け止め過ぎずさらっと流せる人の方が良いと思います。

 

 

血やグロにある程度耐性のある人

警察の仕事では、血やグロに関連した現場に立ち会うことがあります。

捜査部門では、変死の現場に行くことが多いので場合によっては血まみれの現場も見ることになるでしょう。

交通部門では、悲惨な交通事故の現場に行くことだってあります。

普段の生活でこのような光景を目にする人はあまりいないので、「新人でありながらまったく問題がない」という人の方が少ないです。

ある程度の現場の数をこなすと、人間慣れる生き物なのであまり動じなくなります。

しかし、人によっては耐性がまったく付かない人もいます。

生理的に血を見たりするのが受け付けられない人は、警察の仕事は避けた方がいいでしょう。

警察官である以上、血を見ることは必ずあります。

 

緊張感に耐えられる人

ジェットコースターやスピードの出る乗り物にワクワクしますか?

もし「まったくダメ」という人なら、警察の仕事には不向きかもしれません。

警察の現場では、緊張感が張り詰めた現場が多々あります。

人の命がかかっている場面や、犯人を必死で追跡する場面など、ピリピリしたある種の緊張感が付いてきます。

こうした現場でも機転を利かせ、立ち回りができる人間でないと、警察の仕事は厳しいです。

まったりした雰囲気や、ゆるい雰囲気などとはあまり縁のない世界なので、このあたりも考慮しておいた方がいいです。 

  

精神的にかなりタフネスな人 

ここでいう「タフネス」の意味は、上司から怒られてもへこたれないという意味ではありません。

ここでの「タフネス」は、人間という生き物の汚い部分を散々見ることになるが、それでもタフでいられる能力を指します。

 

実を言うと、私が警察官を辞めた理由はこれです。

私は体育会系のノリにも付いていけるクチでしたし、体力もある方でした。

仕事についても、できることが増えてきて問題なく警察人生を過ごしていたと思います。

しかし、とある事件がきっかけで極度の人間不信に陥ってしまいました。 

詳しくは書けませんが、人間の痛みが分かるのは人間しかいませんが、人間にとって一番恐ろしいのも人間だと言うことがよく分かりました。

個人的な見解ではあるのですが、性格が優しすぎる人はできれば警察官にならない方がいいと思います。

 

おわりに

いかがだったでしょうか。

警察に対して少しネガティブな印象を持った方もいらっしゃるのではないかと思います。

しかし、どこの業界に行っても、それぞれの厳しさがあるものです。

今回の記事を読んで「これくらいなら俺にもできるだろう」と思う人もいれば、

「僕には絶対できないな」と思い人だっているでしょう。

末長く仕事を続けていくためにも、将来警察官を考えている人はこの記事を参考にし、自分の理想とのギャップについて今一度考え、自分の進む道を選んでもらえればと思います。